食べ物から葉酸を摂ろう

グレープフルーツ1個でどれだけ摂れる?

グレープフルーツ1個でどれだけ葉酸が摂れるのでしょうか?
グレープフルーツには、1個あたり15μgの葉酸が含まれています。
貧富さんは毎日約400μgの葉酸が必要になるので、グレープフルーツ1個食べてもあまり意味がないように思えますよね。
確かに、グレープフルーツだけで葉酸を補おうとすると非効率的なのですが、いつもの食事+グレープフルーツと考えると栄養面ではプラスに働きます。

グレープフルーツには葉酸だけではなく、妊婦さんに嬉しい栄養が含まれています。
ビタミンC、ナイギリン、クエン酸がバランス良く含まれているんです。
グレープフルーツに含まれるビタミンCの量は、75.6mg。
これは妊娠中に必要な1日のビタミンC推奨量の約70%にあたります。
ビタミンCは免疫力をアップさせたり、美白効果がある栄養なので、特に女性に人気ですね。

ナイギリンはポリフェノールの一種で、グレープフルーツを食べたときに感じる苦味成分でもあります。
クエン酸は疲労回復効果、カルシウムや鉄の吸収を助ける作用もある成分です。
グレープフルーツの一番の特徴である酸味はつわりで食欲がないときにピッタリですよね。

妊娠中にグレープフルーツを食べる上で、いくつか気をつけなければいけないことがあります。
まずは1日の摂取量です。
1日1個を目安に食べましょう。
高血圧や狭心症の薬を服用している方は、グレープフルーツを食べることを避けてください。

グレープフルーツには赤いグレープフルーツと黄色いグレープフルーツがありますが、赤いグレープフルーツがオススメです。
その理由は、赤いグレープフルーツの方がβカロテンとリコピンの量が多いから。

グレープフルーツを食べるときには、表面を軽くこすり洗いしてください。
グレープフルーツの表面には防カビ剤が使用されているのですが、これは妊娠中に摂ると胎児に先天性の障害をもたらす危険性があるからです。

グレープフルーツだけでは葉酸を十分に摂ることはできませんが、つわりで何も食べられない方や、免疫力もアップさせたい方はぜひグレープフルーツを食べてくださいね!

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